2021-04-20 第204回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
そして、その地域枠医師を対象に修学資金も貸与し、そして、若い医師は、学びたい、専門性を身につけたいという方が非常に多いので、専門資格の取得など本人のキャリアパスに配慮しながら、医師不足地域等で従事することができるようなキャリア形成プログラムというものを作成し、また、その中身を充実するといった取組を行っております。
そして、その地域枠医師を対象に修学資金も貸与し、そして、若い医師は、学びたい、専門性を身につけたいという方が非常に多いので、専門資格の取得など本人のキャリアパスに配慮しながら、医師不足地域等で従事することができるようなキャリア形成プログラムというものを作成し、また、その中身を充実するといった取組を行っております。
現在の医師の勤務実態ですとか働き方の意向、あるいはキャリア意識、こういったことの把握のために昨年十二月に行った調査によりますと、医師が医師不足地域等の地方で診療するための障壁となることといたしまして、一つには専門医取得等のキャリア形成への不安、それから二つ目には労働環境への不安、こういったものが要因があるということが明らかになっておるところでございます。
さらに、昨年十月に立ち上げました、新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会では、医師が医師不足地域等の地方で診療するための障壁として、労働環境やキャリア形成への不安などの要因があるといった議論がなされておりまして、こうした議論も踏まえつつ、どのような対応が可能かという点も含め、さらなる検討を進めてまいりたいと存じます。
一方、名護市の方の北部地区医師会の病院も、やはり、もちろん救急医療もやりますし、お産の場合も地域の関連病院と連携をしながら活動を進めている、あるいは離島等の医師不足地域等の観点でやはりこういうヘリコプターを使った医療というものをやっていると。そういうことでありますので、大変すばらしい活動をしておるわけです。
また、医師不足地域等で従事する医師の確保のために、医学部の定員増を行うほか、医師のキャリア形成を担い、医師不足地域に医師を派遣する中核病院に対する支援にも努めてまいります。 さらに、将来を見据えた改革を行うため、本年四月を目途として、あるべき医療の姿や医療の確保に関する政策目標等を示す安心と希望の医療確保ビジョンの策定を進め、地域に必要な医師の確保の推進に努めてまいります。